はじめに
仏壇を家に迎えることは、人生における大きな節目の一つです。それは単なる家具の購入ではなく、故人を偲び、心を寄せるための特別な空間を創り出すことなのです。
仏壇開眼供養は新居への引っ越しのようなお祝い!
お仏壇は単なる家具ではなく、故人との繋がりを感じられる大切な存在です。そして、その仏壇に魂をいれるのが「開眼供養」です。
開眼供養は、仏壇やご本尊、位牌を新たに購入した際や、お墓を新たに建てた際などに行われる慶事です。法要と聞くと堅苦しいイメージがありますが、開眼供養は新居への引っ越しのようなお祝いの側面も持ち合わせています。
◆仏壇選び:故人への想いを形にする
◆開眼供養:仏壇に魂を吹き込む
◆仏壇のある生活
◆開眼供養=慶事!
◆仏壇購入は人生の大切な節目
仏壇選び:故人への想いを形にする
仏壇選びは、宗派はもちろん、ご家族のライフスタイルや住環境に合ったものを選ぶことが大切です。
サイズ: 部屋の広さに合ったサイズを選びましょう。
素材: 銘木から無垢板、木目調など、様々な素材があります。
デザイン: 伝統的なものから現代的な品物があります。
故人への想いを伝えながら、納得のいく仏壇を選びましょう。
翠雲堂本店へお気軽にご相談ください。
開眼供養:仏壇に魂をいれる
新しい仏壇を迎えた後は、開眼供養を行い、仏壇に魂をいれます。これは、ご本尊やお位牌に仏性を授け、故人の冥福を祈るための大切な儀式です。(近年ではお位牌 ご本尊のみ開眼供養を行い仏壇は拝まないという考えのご住職も多数おります。)
準備: 開眼供養には、お供え物や金封などが必要です。詳細は菩提寺に確認しましょう。
当日の流れ: 僧侶を招いて読経を行い、その後、開眼供養の儀式を行います。
仏壇のある生活
毎日の供養: 朝晩に線香をあげ、花や水を供えましょう。
法要: 年忌法要やお盆など、ご家族で故人を偲ぶ機会を設けましょう。
掃除: 仏壇は常に清潔に保ちましょう。
仏壇は、故人と繋がる大切な場所です。日々の供養を通して、故人への感謝の気持ちと残された私たちの心の供養でもあります。
開眼供養=慶事!
身内に不幸があった時にお仏壇購入を考える事が一般的ですが、開眼供養をすることで、”ご自宅にお寺様が入る”慶事と考えられ、ご家族や親戚をお招きして行うお祝いでもあります。
その場合、参列者には紅白の水引の祝儀袋を渡します。
※地域の風習、宗派により異なる場合もあります
まとめ
お仏壇は、故人を偲び、先祖を供養するための大切な心の財物であり、仏間は自己を見つめご先祖様方へ感謝する空間でもあります。仏壇購入はご家族と協力しながら準備を進め、納得のいくお仏壇を選びましょう。