仏壇を購入したら魂入れ? 仏壇購入後の開眼法要の意味 

仏壇を購入したら魂入れ? 仏壇購入後の開眼法要の意味 

仏壇購入から始まる新しいご供養
仏壇は、ご先祖様との繋がりを深め、日々の暮らしの中で手を合わせる大切な場所です。
今回は、仏壇購入後に気になる「魂入れ」「開眼法要」について、そして、仏壇購入後のご供養について詳しくご説明いたします。

魂入れとは?

「魂入れ」とは、新しくお迎えした仏像や位牌に、ご先祖様の魂を宿す儀式のことです。
ご僧侶に読経していただき、ご先祖様の霊が仏像や位牌に宿る大切な儀式です。

開眼法要とは?

「開眼法要」は、仏像や位牌に魂が宿り、ご本尊として私たちを見守ってくださるよう願いを込めて行う法要です。
魂入れと同様に、ご僧侶に読経していただきます。

仏壇の開眼法要は、新しく仏壇を迎え入れた際に行われる大切な儀式です。この儀式を通じて、仏壇にご本尊や位牌の魂が宿り、ご先祖様を祀る場所として完成します。
仏像の眼を描く際に魂を込めるという儀式に由来しています。

開眼法要を行う理由

■ご本尊や位牌に魂を宿す: ご本尊や位牌が単なる物から、ご先祖様の霊が宿る場所へと変化します。
■ご先祖様とのつながりを深める: ご先祖様を身近に感じ、手を合わせることで心の安らぎを得ることができます。
■仏壇の意味を深める: 仏壇が単なる家具ではなく、ご先祖様や仏様とつながる大切な場所であるという認識を深めることができます。
■仏教的な意味: 仏教の教えに基づいた儀式を行うことで、正しい供養の仕方を知ることができます。
■開眼法要を行うタイミング
開眼法要を行うタイミングは特に決まっていませんが、一般的には以下の場合に行われます。

・仏壇を新しく購入する時
・四十九日法要や一周忌法要の時
・お彼岸やお盆の時

■開眼法要の流れ
僧侶の招き: 菩提寺の僧侶に連絡し、開眼法要の日程を調整します。
準備: 供物や花などを準備します。
読経: 僧侶が読経を行い、ご本尊や位牌に魂を込めます。
供養: 参加者全員で供養を行い、ご先祖様に感謝の気持ちを伝えます。
開眼法要にかかる費用
開眼法要にかかる費用は、僧侶へのお布施が主なものです。お布施の金額は、宗派や地域、僧侶によって異なります。

仏壇をお迎えになった後、以下のことを行うと良いでしょう。

■開眼法要の依頼
菩提寺様に連絡をしましょう。
■仏壇の設置
・東向きが一般的ですが、ご自宅の配置に合わせて最適な場所を選びましょう。
・ご本尊・位牌の安置
・毎日のご供養
香を焚いたり、花を供えたりして、ご先祖様へ感謝の気持ちを伝えましょう。

仏壇の魂入れは必ずしなければならないもの?

仏壇への魂入れは必ず行わなければならないものではありません。大切なのは、故人を偲び、感謝の気持ちを持つことです。魂入れを行うかどうかの判断は、ご自身の信仰や菩提寺様の考え方、家族の意見などを総合的に判断して決めるとよいでしょう。

まとめ

仏壇は、ご先祖様との繋がりを深め、心の安らぎを与えてくれる大切なものです。

魂入れや開眼法要を行うことで、ご先祖様との絆をより一層深めることができます。

仏壇選びは、ご家族の大切な故人を供養するためのものです。

ご供養は故人の冥福を祈り、ご自身の心の区切りをつけるための大切な役割を果たします。

そのため、仏壇選びは、単なる家具選びではなく、人生の中でも大切なものといえるでしょう。

翠雲堂本店では、お客様に寄り添い、最適な仏壇を見つけるお手伝いをいたします。

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