はじめに

皆様は「御本尊」をどこで購入するものかご存じでしょうか?
「御本尊」とは、仏教において信仰の対象となる仏像や掛け軸などのことで、
ご家庭では仏壇の中央にお祀りします。
「御本尊」の購入場所として、主に以下の選択肢が挙げられます。
仏壇店で購入
多くの場合はお店で購入するケースが多いです。
翠雲堂本店では、様々な種類の御本尊を取り扱っています。専門知識を持ったスタッフに相談しながら、ご自宅の仏壇に合ったものを選ぶことができます。また、仏壇や仏具と合わせて購入できるため、一度に全てを揃えたい方におすすめです。
お寺様より授与
お寺様より授与するケース
本山からの授与: 浄土真宗の各派(本願寺派、真宗大谷派など)では、
本山(総本山)からご本尊を授与する制度があります。菩提寺を通じて、
本山より本尊の授与をされる場合が多いです。
仏壇店で購入する場合でも、必ず寺院に相談したほうがよろしいでしょう。
※その他の宗派では、殆どの場合お店で購入することが多いですが、稀にお寺様よりご本尊を授与をされる場合もあります。
心配な場合はお寺様に直接確認しましょう!
ご本尊の値段について
御本尊の値段
御本尊の仏像の値段は、材質、大きさ、などによって大きく異なります。数万円のものから数百万円するものまであります。一般的には、材質が良く、仏師の制作になると高価になる傾向があります。
仏像の他には掛軸やスタンドタイプの置軸もございます。これらは仏像に比べると価格が抑えられます。こちらも造りにより値段が異なります。
お寺様より授与するケースの場合の値段は、お寺様に直接お伺いすると良いです
「御布施」としてお渡しするのがよいでしょう。
ご本尊(仏像)の材質について
仏像の主な材質
高価な順から
木材: 白檀(びゃくだん)、香木(こうぼく)、柘植(つげ)、桧(ひのき)など
白檀: 香りが良く、希少価値が高い。
_白檀はインドネシアやオーストラリアやフィジーでも採れますが
白檀の中でも最高級とされるのが、インドのマイソール地方原産の老山白檀です。入手困難で希少性が高く、高価です。
香木:肖楠木(しょうなんぼく)や楠木(くすのき)
_香木とは一般的に沈香(じんこう)や白檀(びゃくだん)木材の事を指しますが、ここでいう香木は、ヒノキ科の常緑樹で香りは微弱で赤褐色の高級感ある色合いが特徴の木材です
本来仏像の彫刻で香木され使用されている材料は、肖楠木(しょうなんぼく)台湾原産の木材で希少で高級な材料です。
柘植: 木目が細かく、耐久性がある。
_柘植とはツゲ科の常緑樹で、 木目が細かく、硬くて粘り強い性質を持ちます。
磨くと美しい光沢が出ます。
桧: 柔らかく加工しやすい。比較的価格が抑えられる
まとめ
* 御本尊は仏壇店やお寺などで購入できる
* 仏壇店では専門スタッフに相談しながら選べる
* 浄土真宗ではお寺様からご本尊を授与する制度があります
* 御本尊の値段は材質や大きさなどによって異なる。掛軸や置軸といった絵のご本尊もある。
* 翠雲堂本店では様々な種類の御本尊、沢山の仏像を取り扱っています。




翠雲堂本店
TEL: 0120-17-0209
