はじめに
唐木仏壇は、紫檀（シタン）・黒檀（コクタン）・鉄刀木（タガヤサン）などの高級木材を使用した、日本の暮らしに深く根付いた格式あるお仏壇です。
長い年月をともにするものだからこそ、定期的な手入れで美しい状態を保ちたいものです。
本記事では、**唐木仏壇の掃除の仕方（手入れ方法）を分かりやすくご紹介しつつ、後半では「そろそろ買い替えを検討したい」「安い唐木仏壇はある？」という方にも役立つ情報をお伝えします。
1. 唐木仏壇の特徴と、掃除・手入れが大切な理由
唐木仏壇は天然木の素材を活かしたお仏壇のため、木の呼吸を妨げないお手入れが長持ちのコツです。
高級感のある深い色合い
無垢の仏壇は使い込むほど味わいが出る艶
乾燥や湿気に左右されやすい素材
「仏壇の掃除は難しそう…」と思われがちですが、実はポイントさえ押さえればシンプルです。
2. 唐木仏壇の掃除の仕方【基本の3ステップ】
STEP1｜柔らかいハタキでホコリを落とす
仏具や扉の細かい彫り部分はホコリが溜まりやすいため、
化学ハタキよりも羽ハタキ・柔らかい筆がおすすめです。
STEP2｜乾いた布で優しく拭く
唐木仏壇は水拭きNGが基本。水拭きの際はきつく絞りましょう。
日本手ぬぐいのような柔らかい布が最適です。
STEP3｜艶出し・ワックスはおすすめしない
市販の家具用ワックス、仏壇用艶出し材は、化学成分が表面に残り白くくもる場合があります。、何もつけず乾拭きでも十分美しさを保てます。
3. 唐木仏壇の掃除でやってはいけないこと
１．水拭き・洗剤を使う
突板の剥がれ、 シミ・変色の原因
２．市販の家具用ワックスを多用
木材への油分の浸透 表面がくもることがある
３．ドライヤーなどで乾燥
木材の割れ・反りの原因
4. ご自身での掃除や修復が難しい時は？専門店に相談がおすすめ
・色ムラが気になり艶が戻らない
・金具や仏壇全体の塗装にくすみが目立つ
・破損した箇所が多数ある
そんな時は、仏壇店のや修復を検討してみてください。
専門職人による 洗い・塗り直し・破損箇所の修復 などで、新品同様に驚くほど美しい状態に戻ることもあります。
御仏壇修復事例
お仏壇には、ご家族の想い出や歴史が宿っています。
傷みや汚れが気になっても、簡単には買い替えられない…という声を多くいただきます。
そんなお悩みに応えられるよう、弊社では できる限り元の姿を生かしながら蘇らせる修復 を行っています。
実際のお客様から預かったお仏壇が、どのように生まれ変わったのか──
修復事例として紹介しておりますので、ご自宅の仏壇と見比べる参考にしてみてください。
「思い出はそのままに、綺麗にしたい」
その願いを叶えるため、心を込めて修復いたします。
5. 掃除のタイミングで増えるご相談「買い替え」「安い唐木仏壇はある？」
「最近、唐木仏壇の買い替えを考えていると“安くて良い造りの仏壇なんてない”という声もよく耳にします。確かに伝統的な高級唐木仏壇はかなり高額になるものも多いですが、それが唯一の選択肢というわけではありません。
弊社では、海外製の木目調印刷仕上げのものから、国内職人による最高級唐木仏壇まで、幅広いラインナップをご用意しています。
そのため、ご予算や置き場所、お好みに合わせて、無理なく選んでいただけるのも大きな特徴です。
高級品だけでなく、価格を抑えたタイプでも、日々のご供養にふさわしい美しさと使いやすさを持った仏壇はあります。暮らしに合った“ちょうど良い一台”を、安心して選んでいただければと思います。」
6. 唐木仏壇の販売・ご相談は当店へ
当店では、
✔ 唐木仏壇の販売(都内随一の規模で展)
✔ 安い価格帯の仏壇も多数
✔ 修復・リメイクの相談可
✔ 仏具の買い替えやご本尊・お位牌のご案内
まで、トータルでお手伝いしております。
「掃除の方法を知りたいだけ」「写真で見てほしい」など、軽いご相談も歓迎です。
6. まとめ｜唐木仏壇は正しい掃除で永く美しく
唐木仏壇の手入れは、難しくありません。
基本は「ホコリ落とし → 乾拭き」。
水や洗剤を使わず、やさしくお掃除することが長持ちの秘訣です。
そして、状態によっては
お仏壇の修復
お仏壇の買い替え
という選択肢もあります。
お仏壇はご先祖さまを偲ぶ大切な場所。
これからも心地よくおまつりできるよう、ぜひ定期的な掃除を続けてください。
翠雲堂本店では、今回ご紹介した唐木仏壇を、都内随一の規模で展示しております。写真や文章だけでは伝えきれない、本物の唐木仏壇が持つ重厚感、木の香り、そして職人の息づかいを、ぜひ五感で感じてみてください。
専門知識豊富なスタッフが、お客様一人ひとりに最適な唐木仏壇選びを、心を込めてお手伝いさせていただきます。
皆様のご来店を、心よりお待ちしております。
翠雲堂 本店
翠雲堂本店
TEL: 0120-17-0209
