古い提灯の処分はどうすればいいの?
こんにちは翠雲堂本店です。
まだお盆の時期は先にななりますが、
今回は処分の中でもお問い合わせの多い『古い提灯はどう処分したら良いのか?』を書いていこうと思います。
お盆のお迎えで必ず提灯を組み立てますよね。ご親戚からいただいた提灯がお家に沢山ある方も多くいらっしゃるのでないでしょうか。
お店にご来店いただくお客様にもご質問いただいた事がある質問です、少しでも参考になれば幸いです。
最近はオシャレでコンパクトな盆提灯もたくさんございます!買い替えにもおすすめです↓↓
お提灯は家庭ごみで処分しても大丈夫です。
家庭ごみとして処分しても大丈夫です!
まず初めにお盆のお提灯には二種類ございます。
それぞれの説明と処分の仕方を詳しく説明していきます。
①新盆の時だけの白提灯
「白提灯」…故人が亡くなって四十九日後に初めてお迎えする「初盆(はつぼん)新盆(にいぼん)」の時だけに飾る盆提灯です。絵柄が無く白い提灯です。故人が初めてお家に帰って来られるお盆なので
迷わず帰って来られるための目印になります。新盆の際の一回だけ使用します。
【白提灯の処分について】
本来であれば白提灯は送り火と一緒に最後に燃やして処分していましたが、近年ではそんなにたくさん燃やすことが難しいです。なので提灯の火袋部分を小さくハサミでカットし、その部分だけを送り火と一緒に燃やすように出来れば良いでしょう。残りの部分は家庭ごみとして処分し大丈夫です。
マンション等で送り火ができない場合は、無理せず、紙に包んで家庭ごみとして処分するだけでも大丈夫です。
②毎年お飾りする絵柄入りの盆提灯
通常のお盆は絵柄の入っているお提灯を用意します。絵柄の入ったお提灯は
ご親戚や親しいご友人からいただく事が多いです。お家に帰って来られるご先祖様の
冥福を祈り、感謝をあらわす供え物として、お迎えする盆棚や仏壇の前に飾ります。
年に一度のお盆。綺麗な絵柄の入ったお盆提灯をお飾りし、ご先祖様を
お迎えすると良いでしょう。お盆が終わったら、また翌年飾る為にきれいに保管しておくものです。
【絵柄の入った提灯の処分について】
贈られた盆提灯の数が多ければ多いほど故人が皆様より慕われていた証だと聞いたことがありますが
古くなってしまったり、住宅事情等により飾ることができなく不要になった絵柄の入った提灯がお家に沢山あり処分に困っているといった話をよくお聞きします。処分の仕方ですが、お提灯には魂が宿っていませんので、ご家庭で処分して大丈夫です。
提灯の処分の仕方
お提灯には魂は入っていません。ご本尊やお位牌には魂が入り拝んでいただき魂抜きの対象ですが、提灯は仏具と同様、お住まいの各自治体の処分の仕方に従っていただき、普通に捨ててしまっても大丈夫なのです。
お住まいの各自治体の家庭ごみの処分方法に従い処分しましょう。
提灯は各パーツごとに細かく分かれていると思うので、そのまま処分できると思います。
丁寧なやり方としては、塩でお清めをしてから白い紙につつんで処分すると良いでしょう。
※自治体により捨て方等が異なるかもしれません。
お寺様や仏具店に処分をお願いすることも…
提灯魂が入るものではないので一般のゴミで処分しても大丈夫です。と書いてきましたが
やはり仏様の関係するものだからゴミで処分するのはどうしても抵抗があると感じる方も多くいらっしゃると思います。
そのような場合はお寺様や仏具屋に相談してみてはいかがでしょうか?
しかし近年、お寺様では環境問題を理由に焼却処分できない事が多いと思います。
最後に
いかがでしたか? 最後までお読みいただきましてありがとうございます。少しでも参考になれば幸いです。
あまり難しく考えず一番やりやすい方法で処分するのが良いと思います。
当店では買い替えや仏壇の処分のご依頼の際には、仏壇処分と一緒に不要のお提灯もある場合は込みでお引取り処分させていただいております。
今年もまもなくお盆の時期です。お盆の準備はいかがでしょうか?
お盆提灯展示しております。↓↓
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