最高級仏壇の材木 桑についの解説

最高級仏壇の材木 桑についの解説


こんにちは翠雲堂本店です。今回は高級仏壇に使用される材質についてです。
前回までは黒檀・紫檀・欅の記事を書いてきました。
今回は有名な木材『桑』についてです。前回の記事の『屋久杉』と同じく希少価値のある材木です。
東京都伝統工芸品の職人の手造りの高級品に多く使用されます。

桑について特徴と価値

クワ科のクワ属の樹木です。


桑は国内では北海道から九州に至るまで自生しています。
その中でも銘木として知られ、有名な物は伊豆諸島の御蔵島や三宅島で産出される「島桑」です。
「八丈桑」とも呼ばれています。
島桑の年輪と美しい木目はとても美しく経年変化による艶と色の変化が特徴です。
江戸時代から江戸指物の材料として使われ、現在でも手造りの東京仏壇(伝統工芸品)にもよく使用されています。
中国地方と一部の九州地方の山中で自生する。山桑も人気が高く、60cmを越える大きな木材はとても希少です。

艶のあるきれいな飴色に変化

「唐木三大銘木」黒檀(こくたん)についてはこちら↓

黒檀材使用の最高級仏壇 の値段と解説
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「唐木三大銘木」紫檀(したん)についてはこちら↓

最高級仏壇の紫檀材についの解説と見分け方
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木目の美しいについてはこちら

最高級仏壇の欅材 についの解説と見分け方
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「世界自然遺産」屋久杉(やくすぎ)についてはこちら↓

【最高級】屋久杉仏壇 無垢材使用の評価と価格について
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桑材の加工・使用について

【桑材無垢】◇桑無垢板のみ使用。無垢板を寄木にしたものを含む。総無垢と呼ばれます。
【桑材厚板貼り】◇桑の無垢板(3ミリメートル以上の厚さの板)を芯材に貼ったもの 。
前面(一方)~四方に厚板を張る造りがあり、四方になるほど無垢板の使用量が多くなります。
【桑材薄板貼り】◇木材の突板(0.1〜0.8ミリメートル程度の薄さの板)を芯材に貼ったもの 。
【桑調(木目印刷)】◇芯材に木材の模様を直接印刷したもの又は印刷したシートを貼り付けたもの 。

このように無垢材使用~薄板貼りがあり、使用する桑の厚さ(量)による造りの違いがあります。
もちろん無垢材使用が最高級です。

翠雲堂本店 桑使用のおすすめ仏壇

伝統工芸士が丹精込めて丁寧につくり上げた東京仏壇です。
小さくシンプルなつくりですが品の感じられる仏壇です。
希少な桑材を贅沢に使用した上品さと存在感を兼ね揃えた仏壇です。職人が伝統の技を注ぎ高度な技術が結集した東京仏壇は当店スタッフおすすめの逸品です。
東京都認定 伝統工芸士 岩田芳樹氏作
東京仏壇 上置豆型 桑 No045043


正面には桑の無垢をふんだんに使用した『東京都知事指定伝統工芸品』です。
透かし彫りの彫刻。障子。細部まで伝統工芸士の技が見られます。漆塗装で仕上げられた桑の奇麗な木目と深い色味はまさに芸術品です。
桑は独特の輝きを放ち、経年変化により濃い飴色になり木目が美しく際立つのも魅力です。
家具調仏壇では物足りないと感じる方におすすめの高級仏壇です。
東京都認定 伝統工芸士 岩田芳樹氏作
東京仏壇 上置16号 伝統工芸品 屋久杉 No049030


伝統工芸士が丹精込めて丁寧につくり上げた東京仏壇です。
正面には桑の無垢をふんだんに使用した『東京都知事指定伝統工芸品』です。こちらの型は欄間の彫り物は少なくシンプルな造りです。角丸(ダルマ)型と言って頭の形の角が無く優しい造りが特徴です。
桑の良い経年変化を感じられます。
東京都認定 伝統工芸士 岩田芳樹氏作
東京仏壇 角丸型台付45号 桑材 伝統工芸品 No045069


正面には桑の無垢をふんだんに使用した『東京都知事指定伝統工芸品』です。
透かし彫りの彫刻。障子。細部まで伝統工芸士の技が見られます。漆塗装で仕上げられた桑の奇麗な木目と深い色味はまさに芸術品です。
桑は独特の輝きを放ち、経年変化により濃い飴色になり木目が美しく際立つのも魅力です。
素晴らしい艶と綺麗な色味が特徴です。
東京都認定 伝統工芸士 岩田芳樹氏作
東京仏壇 支輪型台付50号20巾 桑材 伝統工芸品 No045022


国内最高方の材料桑材を用いた伝統工芸師岩田芳樹による珠玉の逸品です。
一間間や床間に置くと大変素敵です。桑材は年々飴色に変化にい、
その輝きは他の木材では太刀打ち出来ない魅力を持っておす。
材料の確保が難しく大変貴重で今後の作成は困難な仏壇になります。
今、国内でも購入出来る仏壇の中では最高級になります。
東京都認定 伝統工芸士 岩田芳樹氏作
東京仏壇 桑支輪型四君子54号 20巾 伝統工芸品 No045074


東京仏壇とは?
『東京仏壇は、元禄のはじめ、江戸の指物師が、仕事の合間に桑や欅などの堅木材を使い、
独自の技術・技法によって比較的淡白で飾りの少ない仏壇を作りだしたのが始まりとされています。
東京仏壇は寺 院の意匠の影響を受けた緻密な細工、
紫檀や黒檀などの唐木や桑の木目を生かした重厚な質感を持ち簡素 で荘厳な美しさが特徴です。
鳳凰 や唐草などの伝統的な彫刻、漆を 塗って木目の美しさを際立たせる塗装など
東京の伝統工芸士が誇る様々な技が駆使され、その優美さは見るものを魅了します。』


桑高級仏壇の納品事例

東京都目黒区M様 東京唐木仏壇 伝統工芸品 角型 桑 No045056 仏壇納品事例
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まとめ

最後までお読みいただきましてありがとうございます。いかがでしたでしょうか?
桑の経年変化による艶の美しさ、濃く飴色に輝く色味は格別です。
和室にもちろん、角丸型を洋間に置く和モダンのスタイルもおすすめできます。
お店にお越しいただき実際に桑の美しい木目をご覧いただき、触れていただき、良さを確かめて頂ければ幸いです。
翠雲堂本店では支店の稲荷町駅前店、稲荷町店を含め欅材を使用した高級仏壇を多数展示しております。
ここ『仏壇通り』で有名な『上野浅草通り』の多数のお仏壇屋さんがあります。その中でも、一番良いものをおすすめできますので、是非一度、翠雲堂本店の各店舗にお越しください。

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