こんにちは翠雲堂本店です。これまで仏壇処分について記事を書いてきました。
今回は【仏壇処分】で多くの方が調べている事、気になっている事をまとめてご説明していきたいと思います。少しでも参考になれば幸いです。
無料で仏壇処分?
まず仏壇を無料で処分してくれる業者はまずありません。ほとんどの場合は何らかの条件があります。
現状、仏壇の買い取り・再利用は出来ません。古美術として価値がある品は(例えば室町時代の厨子等)別です。また、高額なお仏壇であっても、親族以外のお仏壇を使いたい人はあまりいません。
自分で仏壇を解体して家庭ゴミとして処分できるのであれば、手間はかかりますが、無料といえば無料でしょう。
こちらの記事でも書いています↓
格安処分業者は安心?
●格安で処分してもらえる業者も調べるとあるようです。
しかし魂抜き(お寺で供養済み)がしてある事が条件としてあったり、
地方限定だったり、申し込みや引き取りの日程があわせにくかったりすることがある。
地方はいくつかの業者があるようですが、都内、関東近県は少ないようです。
仏壇処分専門としている業者もあるかもしれませんが 大体は不用品回収業者のようです。
料金等でのトラブルがあると面倒なので良く調べてから依頼することをおすすめします。
また、仏事の知識が有るわけでは無いので、お仏壇と一緒に処分しても構わない品物かどうかなど、判断はご自分でする事になります。
本来のお仏壇処分の方法
①菩提寺で抜魂(お経をあげて閉眼供養する)して頂く。
その後↓
②お求めになった仏壇店に処分を依頼する。
この方法が本来あるべき処分の方法ですが、お仏壇を何度も移動する手間がかかったり、買い求めた仏壇店がわからないなど、現実的ではありません。
現実的な仏壇処分の方法はおおよそ4通りです。
■菩提寺に依頼する。■仏壇屋に依頼する。■不用品回収に依頼する。
■お住まいの自治体に依頼する。
①菩提寺に依頼する。
近年は環境問題等の理由からお寺で処分をしてもらえないことが多くなりました。
また、菩提寺では閉眼供養のみするのが本来で、お仏壇の処分は、購入した仏壇店で処分してもらうのが筋というものです。
菩提寺でいわゆる閉眼供養(魂抜き)をして頂き、運搬と仏壇の最終処分は仏壇店へ頼みます。
しかし、中にはお仏壇の閉眼供養から処分まで引き受けてくださるお寺様も少数ですがありますので、まず一度ご相談してみるのがよろしいと思います。
②仏壇屋に依頼する。
現実的に1番多い方法として、購入した仏壇店に頼みます。
また霊園や葬儀屋へ依頼した場合も、仲介してくれるかもしれませんが、大体仏壇店を紹介される事がほとんどです。
地域や処分する仏壇の大きさによりますが処分費用の相場は¥20000~¥80000位でしょう。
“例 某有名仏壇店の場合 ①お引取りのみの場合…49,000円~79,000円(税込) ※お仏壇の種類、大きさにより異なります。” 新しい仏壇を購入した場合…20,000円 |
翠雲堂本店の場合 (引取処分だけの場合)30キロ以内であれば 処分代は44,000円~55,000円(税込み) |
翠雲堂本店でお仏壇を買い換えた場合
8800円~11000円で古いお仏壇をお引き取り致します。
(関東近県、大人2人で運搬可能な場合に限ります)
大変お得なので、お仏壇を少し小さくしたい、お引越などで、お部屋に見合ったお仏壇に買い換えたい場合等はぜひご利用下さい。
③不用品回収業者へ依頼する。
実際に、よく調べてから依頼することをおすすめします。格安と思って依頼したが、実際ホームページに載っている処分価格と違った等のトラブルも聞いたことがあります。
処分費用は要相談。
買取価格より運搬費が高い等。
④お住まいの自治体に依頼する。
各自治体の処分ですから、こちらは粗大ごみでの処分と言うことになります。
→以前のブログで書いています↓
仏壇を粗大ごみで処分する方法でも書きましたが
引取りの日程を合わせにくい、家の外に置いておかなければならない等面倒なことだらけです。
自分でやらければいけない事が増える分、処分費用の相場は安く、¥500~¥2500位でしょう。
持ち込み処分について
仏壇店によっては可能なお店もあるでしょう。
中古のお仏壇をひきとってくれるリサイクルショップはあまり聞きませんが、
中には持ち込み可能な店舗もあるかもしれません。
持ち込みの場合、費用は若干安くすむ事もあると思います。
まとめ
お仏壇の処分は中々難しい問題ですが、仏壇は先祖をお祀りする大切な場所です。
ご家族、先祖が大事にしてきたお仏壇を処分費や面倒くさいなどの考えでなく、信頼の置ける
業者様でお任せする事が大切だと思います。
仏壇・位牌・本尊・仏具 全ての処分のまとめはこちら↓↓